私は、何も考えていない。
向こう側が透き通って見えるくらい、自分自身の色も形も、何もない。
この身に起こる、たいていのことは想像の範囲内だし、
何かに心動かされている瞬間ですら、全て過去に見てきたことの真似事のようである。
それでも、一日を終えて眠りにつこうとするとき、瞼の裏側で
ひっそりと出来事が押し寄せてくる瞬間がある。
全てのものが、自分を通り越して行ってしまう、と思っていたのに、
どうやら自分にも引っかかる何かがあるようである。
わからないけれど、わからないから、ひとまず言葉にしてみます。
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