私が怖い

ほろ酔いの帰りに

意味もなくコンビニに立ち寄っては

惣菜を眺めて立ち去るのを繰り返す

今日は２回で家についた

煌々とそれは夜中だろうとお構いなしで

不意にいまは何時か·ここはどこか·これは現実か·はたまた夢か

わからなくなる

そんな空間が平然と横たわっている

一体どこまで欲求を満たせば気が済むのか

生理現象も糞もなく

好きな時に好きなものを食べ

自由自在をはきちがえ

もっともっと、さらにさらに

要求はエスカレートして

底なしのわがままに

巨大なモンスターになっていく